中嶋商店海産部 チップスサーチエンジン 駐日本釜山貿易投資事務所


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投稿番号:101382  投稿日:2001年07月24日 17時05分33秒 パスワード
お名前:キッコーマン

メモリ

コメントの種類 :初心者相談

P−Wを初めて、触りました。まだまだメモリが高いのですが、メモリは2枚ささないと起動しないのですか?ダミーがあるぐらいだからそうなのかな?と思いまして。

MB:ASUS P4T
CPU:PW1.7G
バンドルメモリ64×2(増設したいです。)

[1]elugeさんからのコメント(2001年07月24日 18時07分15秒 )
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Pentium4……っつーか、チップセットのi850は2ch RDRAM仕様なので、同容量のRIMMを2枚一組で使う必要があるんです。その代わり、メモリに関してはDDR-SDRAMも真っ青なくらい高速なんです。

#DDR-SDRAMって、133MHzDDRで2.1GB/sっていっているけど、実際はこんなに出ま
#せん。最高でSDR-SDRAMの3割増くらいです。そのSDR-SDRAMもPC133では実効転
#送速度は1GB/sなんて出なくて、300〜400MB/sだから……

>ダミーがあるぐらいだからそうなのかな?と思いまして。
これはC-RIMMのことでしょうか?
C-RIMMは「ダミー」というよりも、「0MB RIMM」といった方がいいと思います。RDRAMはメモリチップをすべて直列に接続しなければならない仕様になっています。しかも一番端にはSCSIのようにターミネーターをつなげなければなりません。ターミネーターはマザーボード上についています。
このようなことから、RDRAMはRIMMスロットをすべて埋めることによって初めてターミネーターにつながることになります。でも、RIMMスロットをすべてメモリで埋めるなんて使い方はパソコンとしては「?」ですから、RDRAMのバスをターミネーターに接続するために信号線が走っているだけでメモリチップが載っていないC-RIMMというのがあるんです。

>バンドルメモリ64×2(増設したいです。)
私もPentium4を使っているのですが、今は128MB RIMMが一枚8500くらいかな? 2枚で17000+税ならっつーことで、私もこの間増設しました。

#2年前は128MB PC800 RIMMなんて8万円してたからなぁ……

[2]キッコーマンさんからのコメント(2001年07月24日 20時04分15秒 )
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eluge様

本当にわかりやすいご説明ありがとうございました。
もうひとつお聞きしてよろしいですか?(もう一度見てくれることを期待して・・・)

バンドルされていた64×2=128とノーブランド64×2=128では
不具合みたいなものありますか?
RIMMのメモリに関してこれから勉強です。

[3]ポンポコポンさんからのコメント(2001年07月25日 00時16分24秒 )
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elugeさんに質問なんですが「DDR−SDRAMの133MHz(PC2100)は2.1GB/sも出ない、最高でSDR−SDRAMの3割増くらい」と言っていますが、その根拠は何ですか?

[4]てすとさんからのコメント(2001年07月25日 01時22分03秒 )
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まぁ、3割増しくらいかどうかはともかくとして、確かにPC2100は
2.1GB/secな速度が出ないは事実ですね。時々コマンド送んなきゃいけないし(^^;
それはRIMMも一緒なので、PC800が標榜する1.6GB/secってのも出ませんけど(^^;
コマンドに対するオーバーヘッドはRIMMの方が大きいですし。

ま、PC800の2chにしてなんとかRIMMの面目を保ってると(^^;

ただ、AthlonとPentinum-4自身が利用しているメモリバスバンド幅って、
いまいち公表されていないんで、DDR-SDRAMやRIMMがどれくらいCPUの足を
引っ張っているのかってわかりにくいんですよね〜(^^;;;;;

[5]elugeさんからのコメント(2001年07月25日 19時53分50秒 )
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> バンドルされていた64×2=128とノーブランド64×2=128では
> 不具合みたいなものありますか?

ありません(キッパリ)。
現在、RDRAMメモリもRIMMモジュールも、それなりに技術力があるところしか作っていない(作れない?)上に、チップセットもi820/840/850に限定されているので、相性問題は皆無に等しいです。私はi820E+RIMMとi850+2ch RIMMを使った経験があるのですが、速度の違う(PC800/700/600)やつを混在しない限りトラブルは起こりませんでした。

#最近はPC600/PC700はあまり見ないから、大丈夫でしょう。

「DDR−SDRAMの133MHz(PC2100)は2.1GB/sも出ない、最高でSDR−SDRAMの3割増くらい」と言っていますが、その根拠は何ですか?

まず、PC133の1GB/s、DDR266(PC2100)の2.1GB/s、RDRAM 1chの1.6GB/sという一般的にいわれている帯域幅について説明します。
これは、仮にすべてのクロックにおいてデータが転送できた場合、1秒間にどれくらいのデータを転送できるかを示した値で、計算方法はすごく簡単です。PC133の場合は、バス幅が64bit、クロックが133.33MHzなので、概算で

(64*133.33)/8 = 1066MB/s = 1GB/s

となります。

#厳密には
#(64*133.333E6)/8/1024/1024 = 1.017GB/s
#となります。

同様に計算すれば、64bit/266MHzのDDR266は2.1GB/s、16bit/800MHzのDRDRAMは1.6GB/sとなります。

でも、実際はメモリに大して読み出すためのコマンド(PC133、DDR266はRAS/CAS指定、RDRAMはプロトコルコマンド)を送らなければメモリにデータを読み書きできません。その上、コマンドを送ってから実際にデータが転送されるまでは数クロック待たなければなりません(SDRAMのパラメータでもっとも有名な「CASレイテンシ」は、CAS指定の後何クロックで実際にデータが読み出せるかを表したもの)。よって、実際の転送レートは、先ほどの概算を大きく下回ってしまうことがこれでわかるはずです。

で、DDRが何でSDR-SDRAMの3割増くらいかというと、このコマンド送信、および待ち時間は、なんとSDR-SDRAMと同じで、データ転送部分だけがDDR化されているのです。
SDRAMは、普通RASを送ってすうクロック待ち、CASを送って数クロック待ち、その後でデータが4回転送されるというシステムになっています。このデータ転送部分だけを同クロックで倍速にしてしまうというのがDDR SDRAMなのです。

#SDR-SDRAMと基本システムが全く変わらないため、なかなかコマンド待ち時間を
#短くできないんです。

よって、データ転送部だけを倍速として考えると、PC133 CL2とDDR266 CL2で比較するとPC133 CL2はコマンド送信開始からデータ転送終了まで8クロック、DDR266では6クロックになります。8/6=1.33=33.3%と、全体としてはSDR-SDRAMの3割増くらいになります。

ちなみに、各メモリの転送速度は、実際には次のようになります。

> それはRIMMも一緒なので、PC800が標榜する1.6GB/secってのも出ませんけど(^^;
> コマンドに対するオーバーヘッドはRIMMの方が大きいですし。

コマンドに対するオーバーヘッドは確かにRIMMの方がデカイです。しかし、RIMMは一度コマンド指定すると高速でメモリアクセスできるようにできているので、実際はRIMMの方が実効転送速度は速くなります(CPU次第だと思いますが)。

#DDR-SDRAMとちがって、DRDRAMはSDRAMとは基本転送方式が全然違います。
#たしかプロトコル転送方式だったはず

個人的には、Athlon+RIMMっていう環境は相当速そう。でも、出ないんだろうなぁ。

[6]キッコーマンさんからのコメント(2001年07月26日 04時48分31秒 )
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elugeさん

本当に感謝します。すごい知識と説明力に感動です。
途中から、速度の話にそれてしまいどうなることやらと
思っていたのですが・・・・。

PC800ならば、相性はOKなんですね。同容量2枚一組ってのはお金かかりますよね。elugeさんはいつ頃から安くなると思いますか?やっぱりPentium 4(Northwood
が発売されてからでしょうか?Pentium 4+RIMM VS Pentium 4+SDRAM は結果どうなるのでしょう?

[7]てすとさんからのコメント(2001年07月26日 20時19分26秒 )
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ちょっとだけ(にしては長いけど)突っ込んでおこう…(^^;;;

>現在、RDRAMメモリもRIMMモジュールも、それなりに技術力があるところしか
>作っていない(作れない?)

ここは違うかな?
正確には、メモリメーカだけではRDRAMやRIMMモジュールを作る事が出来ないのです。
Rambus社と共同じゃないと駄目なのですよ。で、Rambusが性能試験等を行って認定します。
さらに、Rambusメモリを制御するチップセット側のコントローラ(RACセル)も
ファウンダリやASICベンダとRambus社が共同で設計しますしね。Rambus社はそういう
ビジネスモデルで成り立っています。

という理由で互換性が保障されるのです…(^^;

>で、DDRが何でSDR-SDRAMの3割増くらいかというと、このコマンド送信、
>および待ち時間は、なんとSDR-SDRAMと同じで、データ転送部分だけが
>DDR化されているのです。

DDR-SDRAMとSDR-SDRAMと完全には同じではないですよ?
目立つ所ではCas Latencyなんかに2.5があるように、.5単位での細かな改善も
多少はありますし、いくつかのコマンドの動作やオーバーラッピングなんかも
改善されています。もっとも、SDRAMもそうですが、用意されている機能を
今のチップセットが全部使いこなしているのか??って言われると疑問ですけど(^^;

>その後でデータが4回転送されるというシステムになっています。

例えばこの部分。SDRAMって本当は4回までなんて事はなくて、一応、最大で
ページ長(メモリICの容量によって異なるけど)まで転送可能なんです(^^;
Pentinum(2,3)のキャッシュフィル転送が基本的に4ワードなので、説明の図には
大抵4回で出たりしますから誤解されやすいんだと思いますけどね。

>#DDR-SDRAMとちがって、DRDRAMはSDRAMとは基本転送方式が全然違います。

そりゃそうです。
で、RDRAMの方はコマンドだけではなく、アドレスなんかもデータ線に
マルチプレックスされて送られてますから、ちょっとだけの転送の場合は…(^^;;

>個人的には、Athlon+RIMMっていう環境は相当速そう。

そうでしょうかねぇ?
なんとなくだけど性能が落ちる危険性の方が大きいんじゃないかなぁ?

でも、例えばVIA製のDDR-SDRAMコントローラの性能が良いのか?といわれると
それもなぁ…まだRambusが認定する分、RACセルの性能差の方が小さいから
Rambus優位かも??(苦笑)

[8]elugeさんからのコメント(2001年07月27日 00時55分23秒 )
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> Rambus社と共同じゃないと駄目なのですよ。で、Rambusが性能試験等を行って
> 認定します。

「技術力のあるところじゃないとRambus試験をパスできない」って意味も含めてあぁ書いたんですけど、説明不足でしたね。すいません。

たしか、サムソン、エルピーダ、東芝、infineon、Micronとかいったメジャーどころしか今はRDRAMは作っていないと思ったけど……違ったかな?infiとMicronは作ってることは作っているけどDDR派で、どれくらい作ってるかわからないけど……

#Rambusって、「ヘン」にガンコというか厳しいというか……
#厳しいくせにi820の3RIMMを……あれはIntelのせいか?

> 例えばこの部分。SDRAMって本当は4回までなんて事はなくて、一応、最大で
> ページ長(メモリICの容量によって異なるけど)まで転送可能なんです(^^;

一般的にPC/AT互換機で使われるメモリの話なんで、PC/ATでの4ワードバースト転送をさしてそう書きました。説明不足なら謝ります。ごめんなさい。

でも、「PC/ATのSDRAMで4ワード以上のバースト転送ができる」というのなら、私の間違いかつ知識不足ですね。

> なんとなくだけど性能が落ちる危険性の方が大きいんじゃないかなぁ?
実効帯域幅の広いRDRAMなら速そうなんだけど……
まぁ、RIMMは小さいデータの転送が大きなレイテンシをもろに受けますから、場合によっちゃ遅くなるのか。

使うソフト(=ベンチマーク?)次第ってところですか。

なんか、やっぱりRDRAMって嫌われてる感じがしますね。やっぱりi820の失敗はデカイか……


[9]てすとさんからのコメント(2001年07月27日 01時53分34秒 )
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>でも、「PC/ATのSDRAMで4ワード以上のバースト転送ができる」というのなら、
>私の間違いかつ知識不足ですね。

4ワードバーストであってもSDRAMの場合はコマンドを与える信号線が
別個に用意されているんで、それなりに連続転送可能だったりするんですけど(^^;
ここら辺はなかなか理解しづらい事でしょうが…。興味がおありなら
SDRAMチップのデータシート(大抵は英文だけど)を一読される事を薦めます(^^;
英語が読めなくても、タイミングチャート程度ならわかり易いです。

また、PC/AT向けのと言う言葉がJEDEC仕様なPC100と言う意味であるのなら、
PC100仕様は最低限の保障に過ぎない事はご理解いただけるかと思います。
なんていったって、ほとんどのSDRAMチップはPC仕様ではない(クロック数では
なくnsec単位での表示なチップがほとんどである事は一目瞭然)ですし。
PC仕様外で一番目立つところの例では、VIA製チップセットがサポートしている
インターリブモードですかね?PC向けSDRAMはシーケンシャルモードで
利用するのが本来の仕様ですが、VIAチップセットだとインターリブモードで
動かす事が可能だったりしますし、実際に利用している人もいますね…
あんまり効果ないらしいですが…(笑)

>なんか、やっぱりRDRAMって嫌われてる感じがしますね。

そりゃ、あのビジネスモデルじゃあ、メモリベンダやASICベンダから
嫌われるのは当然だと思いますけどねぇ(^^;
しかも、RDRAMは単なる部品ではなく「Rambus社のソリューション」である以上、
かならずRambus税(笑)がかかってくる訳で、最終的な値段に上乗せもあるしね〜(^^;

値段分の性能があると思えないのが最大の問題だとは思いますけど(笑)

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